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自主探究支援セミナーを開講しました

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 八戸高専では低学年生の自主探究活動支援プログラムの一環として、4つの支援セミナーを実施しています:「PCアプリで音を見える化」「3Dプリンターの使用方法について」「レーザー加工機を利用したものづくり体験」「クロマトグラフィーによる定性・定量分析」。
 いずれも参加は任意で、複数回実施されます。いつ、どんな目的で参加するかは、学生自身が主体的に決めます。通常の座学・実技科目では経験できない内容ですが、低学年生が無理なく会得できるよう、専門の教職員による丁寧な説明と実演があります。「はじめの一歩」から、実際の応用までを、その日のうちに体験できる実用的な少人数セミナーです。
 昨年度までは、探究課題の解決に集中する秋学期から同セミナーを開講しましたが、今年度は課題発見学期の後半(夏学期)から3つをすでに開講しています。なお、秋学期以降も例年どおり、4つ全てを開講予定です。同セミナーが課題解決ツールとして役立つのはもちろんですが、もっと早めに体験し、「まずは手を動かす」ことで探究テーマや計画を具体化したいという前向きな学生が増えました。課題発見の進め方に「正解」はありません。早めの開講で多様なアプローチの可能性が広がります。自分自身の声の可視化(音を見える化)や、パソコンと連動した精密加工(3Dプリンター・レーザー加工)を、"早めの支援セミナー"で経験した学生たちの収穫は大きかったようです。

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PCアプリで音を見える化

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3Dプリンターを学ぶ2年生(留学生、右)と1年生