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校長挨拶

圓山重直(まるやましげなお)校長 圓山 重直 (まるやま しげなお)
プロフィール 

八戸工業高等専門学校は、青森県初の工学系の国立高等教育機関として昭和38年(1963年)に八戸市に設置され、令和5年には創立60周年を迎えます。設立当初から5年一貫教育による実践的な技術者の育成を目標にして、多くの優秀な技術者・研究者を育てています。卒業生は、産業界、国・自治体、教育機関、更には国外でも活躍しており、高い評価を得ております。平成14年から専攻科が設置され、寮も完備していることもあり、比較的少ない経済的負担で学士の学位を取得することが可能です。

平成27年度より、地域の産業に即した人材を育成するために学科を再編し、1学科4コース制となりました。同時に4学期制を導入しました。近年の医工学関連産業の発展に寄与するために、機械システムデザインコースを令和3年度から機械・医工学コースに名称変更いたしました。

本校の卒業生は、地域の優良企業や首都圏等の有名大企業に数多く就職し、活躍しています。本校は、ほぼ100%の高い就職率を維持しており、就職予定の学生一人に対して20社以上の求人があります。

5年卒業後に大学へ編入する学生も多く、進学率は39%です。ほとんどが国立大学への編入学で、東京大学などの難関国立大学へ進学している学生もいます。専攻科からは、東北大学など著名な国立大学の大学院へ入学する学生が増加し、専攻科から大学院への進学率は51%です。

課外活動では運動部、文化部などの活動で素晴らしい成果を挙げています。また、高専独自のロボットコンテスト、プログラミングコンテスト、デザインコンペティション、エコマイレッジチャレンジ、英語プレゼンテーションコンテストでも活躍しています。

本校独自の教育プログラムとして「自主探究」があります。これは、興味のあるテーマを自分で探し出し、それを科学的に解明したり、実際に物づくりを行ったりする研究です。学生は、これまで誰もやったことのない研究テーマを選びます。先行研究の調査を行い、自分のオリジナルは何かを明確にして行う本格的な研究です。学生は、本校にある最先端の分析機器や工作機械などを使うことができます。この自主探究により、「問題解決能力」だけでなく、これからの技術者・研究者には必須となる「問題発見能力」が養われます。まさに、次世代の教育を本校は先駆けて実践しているといえましょう。

さらに、海外の研究テーマを探し出し、現地に行って海外の学生や教員と一緒にその課題を解決する「国際自主探究」を行っています。1~3年生は、国際自主探究でシンガポールなどへ短期留学を行っています。専攻科では、フランス等への3~6ヶ月の留学プログラムがあり、多くの学生が複数回の留学を経験しています。本校は、英語教育にも力を入れており、将来グローバルエンジニアとして活躍できるように支援しています。専攻科の特別研究発表は、英語で行っています。

学生が15歳から国際感覚を身につけられるように、シェアハウス型国際混住寮を運営しています。この寮は、個室とコモンスペースがあり、留学生と日本人学生が一緒に生活し、文化や考え方の違いを学びます。令和4年度には国際寮が2棟建設され、150人規模の国際混住寮が整備される予定です。

国立八戸工業高等専門学校は、「誠実・進取・協調」を校訓として、社会に出て直ぐに役に立つ技術者を、本科の5年の課程で育成する教育機関です。短期大学と同じで、卒業すれば「準学士」の称号が得られます。

平成14年には専攻科が設置され、毎年約20名程度の学生が進学し、全員が「学士」の学位を得て修了しています。専攻科修了生は、大卒資格で優良企業に就職できますし、東京大学や東北大学や、東京工業大学などの難関国立大学の大学院にも進学しています。高専は高等学校と同じと誤解されることがありますが、国立高専は短大・大学と同じ仲間の高等教育機関です。大学に編入したり、専攻科から大学院に進学した高専卒業生の中には、高専や大学の教授として活躍している卒業生も大勢います。

八戸高専の教員は、高等学校や専門学校と違って、殆どの人が博士の学位を持っていますし、新聞やテレビで報道されるような素晴らしい研究を行なっています。企業との共同研究や国の研究費によって研究をしていますが、その成果は特許や製品開発という形で地元企業に貢献しています。

就職と進学

高専を卒業すれば、国内外で活躍する一流企業に就職することも可能ですし、有名な国立大学や大学院に進学することも可能です。

本校の就職状況は、最近の景気の動向に多少は影響されてはいますが、ご承知の通り就職率100%の実績を誇っております。お蔭様で毎年、求人状況は就職予定者の十倍以上という高水準にあり、コースによっては求人倍率が30倍を越えたところもあります。

また、28年度も約18名の専攻科学生が学士として卒業しましたが、優良企業へ就職したり、難関国立大学大学院に進学しています。

理系に進みたい生徒の皆さんにとっては、幾つもの選択肢がありますので、高専に入学して勉強をしながら、自分の進路や将来についてゆっくり考えるのも一つの方法だと思います。地元に居て、比較的安い学費で大学と同じ高等教育を受けることができるという、大きな利点がありますので、挑戦してみる価値はあると思います。

高専は隠れた進学校とも言われていますので、是非、進路の一つとして考えてみてください。

4学期制

本校は平成27年4月から4学期制度を導入しました。この4学期制度導入の背景には、我が国がこれから実施する大きな教育改革があります。

文科省は、これまで「知識」や「技能」に偏りがちだったこれまでの入試を、「主体性・多様性・協調性」や「思考力・判断力・表現力」を踏まえて総合的に判断するものに変えようとしています。

本校はこのような人材育成のために、自主探究学習等のアクティブラーニングを取り入れるなど、51高専のトップをきって4学期制を導入し、教育プログラムを強化してきましました。

キャンパス・ライフ

本校の校舎は、他の高専に先駆けて全面的な改築・改修がなされましたので、新しい建物・明るい環境で先端的な装置を使って最新技術や製品開発の勉強ができる体制が整っています。

本校の建物群は、八戸市から栄誉ある「まちの景観賞」を頂き、文部科学省の建築デザイン部門の表彰を受けました。自然豊かな八戸の明るいキャンパスで「ものづくり」を学んで、ロボットやエコカーの製作、プログラミングなどを勉強してソフト開発にチャレンジすることもできます。

グローバル時代に備え、三沢のエドグレン高校との交流、本科からのシンガポールなどへの短期留学、専攻科進学後のフランスへの3ヶ月の留学等々、国際交流も盛んです。

また課外活動やクラブ活動についても、ロボットコンテスト、プログラミングコンテスト、デザインコンペテイション、英語プレゼンテーションコンテスト、運動部、文化部等の課外活動も盛んですので、楽しい学生生活が送れます。

理数系に強い人、「ものづくり」が大好きな人、様々な分野に挑戦したい人は、是非、八戸工業高等専門学校に挑んでみてください。八戸高専は、21世紀を担う諸君のための学校です。

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