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自主探究Activity2を実施しました

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 6月15日(水)、本校では自主探究Activity2.を実施しました。
 本校の自主探究学習は、科学的課題を学生自ら発見し、その解決にも取り組む長期戦です。Activity2.では、各ホームルームにて1年生から3年生までのすべての学生が、課題発見の前段階に必要な「先行研究調査」について1分間プレゼンテーションをしました。得られた情報を整理するだけでなく、探究に繋がるヒントや現段階での不安など、自身の「気づき」について発表することが目的でした。また、1分間で区切ることで、決められた時間内に伝えたい事柄を整理して発表するスキルを身につけることも狙いとしています。
 前回のActivity1.の後、学年ごとに実施された「ファシリテイティングアワー(FH)」にて、高学年ファシリテーターからの実体験を踏まえたアドバイスや、グループ内でのディスカッションにより、「自主探究」を漠然と捉えていた学生にも手ごたえが感じられ、FHシートに一生懸命メモをする様子が見られました。「ひとりにしない自主探究」のために、ファシリテーターが担う役割の重要性を再確認することとなりました。
 結果、Activity2.での1分プレゼンは学生が「科学」を身近なものと捉え、興味のあることがらを等身大の知識で研究してみたいという意欲を感じさせる発表が多く、聴講した教員やファシリテーターも熱心に聞き入っていました。
 7月にはActivity3.で夏休みの探究計画の発表が予定されており、学生は「課題決定」
を前提とした調査活動や探究内容の検討を進めていきます。


発表に聞き入る学生

1学年のプレゼン会場の様子