10月10日(木)八戸高専では、エンジニアリングデザインⅡを受講する専攻科1学年を対象とした「知財セミナー」を午前・午後にわたって実施しました。
4月~7月は複数の外部講師による「地域ニーズ」をテーマにした講義を受け(エンジニアリングデザインⅠ)、10月以降はテーマごとの課題解決活動(エンジニアリングデザインⅡ)が本格的に始まることから、インターネットや書籍で得た情報を引用する際にはどのようなことに注意しなければならないのか、また、もし自分の研究が特許に繋がりそうなものに発展した場合に、特許の申請はどのようにすればよいのかなどについて、弁理士の角田世治先生にご講演いただきました。
午後はグループワークを中心に行い、特許情報プラットフォームを使用した先行技術調査の後、はさみや扇風機など身の回りにある道具の改善点などを出し合い、その解決方法を見つけて新たに商品化するという発明の工程を体験しました。このことにより、「発明=自分には縁のないもの」という先入観は和らぎ、ちょっとしたひらめきが特許につながり得るという可能性を知ることができました。
【角田弁理士による知財セミナーの様子】
【各グループで話合い、課題を見つける専攻科生】