10月22日から12月9日の日程で行われた高専インカレチャレンジ第4弾にマテリアル・バイオ工学コース4年 瀧田澄怜さん、同コース3年 加藤獅庵さんが参加しました。
このイベントでは、全国の高専生がチームを組み企業が抱える課題についての解決に挑み、社会実装に向けたアイデアを競い合うコンテストです。今年度は、日本郵船グループが抱える「現場の課題」、「人材の課題」、「事業の課題」など9つの企業課題が出題されました。
八戸・苫小牧・富山高専で構成される瀧田さんが参加するチームでは、オンライン購入した商品が海外から船で運ばれる際の輸送距離に応じ、船のマイルが貯まる「船クエスト」を考案しました。マイル数に応じて特典の抽選機会や船上からの景色などのデジタルコンテンツ(NFT)を獲得できるようになっており、Web3の要素も盛り込まれたアイデアになっています。
八戸・苫小牧高専、鳥羽商船高専で構成される加藤さんのチームは、核融合発電で動く船の実現のためのプロジェクトの考案と安全に船を運行するためのシステムを開発しました。
12月9日に行われた最終審査会では、株式会社日本郵船の社員で構成される審査団に対してプレゼンを行いました。審査の結果、瀧田さんのチームが独創的なアイデアに贈られる「日本郵船チャレンジ賞」を受賞しました。