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「秋田県における建築木材産業の現状を学ぶ研修会」を開催しました。

 

10月31日、木材加工の町として栄えた秋田県能代市にて、建築木材産業や建築木材利用について学ぶ研修会が実施されました。
県内外から建築関係者ら30名が参加し、木造建造物や建築木材に関係する各種工場の見学を通して「木」の魅力に触れ、建築に「木」を取り入れた地域産業の活性化について学びを深めました。

まずは、国登録有形文化財であり、天然秋田杉を使用した「旧料亭 金勇」をガイドの説明を受けながら見学しました。

天然木突板化粧合板等の製造メーカーである「丸松木材店」では、天然木を編みこんだ化粧板やそれを活用したインテリア製品に目を奪われました。

次に、構造用集成材のJAS認定工場である「相澤銘木」を訪れ、国産杉を斜め格子に組んだ「アミパネル」の製造過程を見学。

そして、近年省エネ化への関心が高まり、利用が期待されている木製サッシを製造している「コシヤマ」を訪れ、木の温もりが伝わる無垢材の断熱ドア等について説明を受けました。

最後は、能代市立朝内小学校の木造校舎の前で記念撮影をして、研修会を終了しました。
1日を通して木から製品になるまでの様々な過程を見学し学びを深めたことで、木材の良さを改めて認識し、産業を活性化させるヒントを得た参加者達でした。

今回、ご協力頂いた関係者の皆さま、ご参加頂いた皆さま、本当にありがとうございました。