地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)とは?
地域社会の課題解決と活性化を目的として、大学・高専が自治体と連携し、学校全体で地域を志向した教育・研究・社会貢献を進めていく文部科学省の事業です。
また、同時に、課題解決に資する様々な人材や情報・技術が集まる、地域コミュニティの中核的存在としての大学・高専の機能強化を図ることを目的としています。
連携する自治体等
協力機関等
青森県、八戸市教育委員会、
(独)日本原子力研究開発機構青森研究開発センター
地域の抱える課題
- 豊富かつ良質な農水産資源の有効活用
- 化石燃料低依存社会の構築と豊富な自然エネルギーの有効利用
- 産学官民の効果的連携による産業の活性化と人材育成
- 八戸市における国際的人材育成
挨拶
八戸工業高等専門学校長 圓山 重直
八戸工業高等専門学校は文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択されました。本校として、地域を志向した教育・研究・社会貢献の取組を遂行し、地域活性化のための中核拠点としての役割を担います。本事業では、青森のリソース(海・山の幸、太陽光・風力などの自然エネルギー、人財など)のコンピテンシィ(能力や適格性)を育成することを目的に、青森県、八戸市ならびに関連団体と連携協力のもとに本事業を実施します。地域と一体となって進化する八戸高専を目指します。
八戸市長 小林 眞
八戸市は、日本有数の水産都市、北東北随一の工業都市であり、北日本屈指の国際貿易港を有する物流拠点として、多様な産業が集積し、また、美しい自然、多彩な文化資源を有しています。東日本大震災からの復興もいち早く進み、北東北の経済の牽引役として大きな期待を担っています。未来に向けて新たな産業と文化、そして新たな価値を創りあげる「八戸新時代」を迎えようとする今、八戸高専には、次代を担う若者の育成と、この地域の技術力向上への支援を期待しています。