キャリア支援
本校では、「キャリア教育・学習支援センター」を設置し、キャリア教育と学習支援の両面から学生の希望進路の実現をサポートしています。
キャリア教育
大学と同じ高等教育機関である八戸高専では在学中の5年間で将来の職を確定します。その希望する職によって卒業時の進路が決まります。進路は大きく就職と進学に分けられ、その実現に向けて学年に応じた以下のイベントを実施しています。
- 学年ごとのキャリア説明会
学年に応じた進路に対する心構えと行動内容の説明。年度初めに開催 - インターンシップと就職活動のための準備講座
手続き説明やビジネスマナー講座等(全4回、4年生対象) - 自己分析講座
自己理解(1年生対象)や職業適性(3年生対象) - 労働に関する講座
労基法など働くことに関する講座。進路が決まった第5学年年度末に開催(5年生対象) - 企業内容説明会
100社以上の企業が本校に集まる企業説明会(2,3,4年生、専攻科1年生対象) - 進路参考資料の配布(全学生対象)
本校の進路実績の詳細を分析したデータや進路活動で必要な知識を一冊にまとめた冊子
また、進学希望者に対する支援として次のことを実施しています。
- 進学予定者報告会
大学および大学院合格者による受験報告会(全学年対象) - 数学・英語 受験直前学内模試
受験直前対策としての力試し(主に5年生希望学生) - 大学・大学院説明会
大学教員による大学および受験内容説明会
学習支援
工学を学ぶ高専の授業の7割以上は数学を使う科目です。また、グローバル化された今日において英語は大変重要なスキルで、本校では進級するために英語の一定レベルの資格取得が必須です。さらに、3年生以上では高校の範囲を超えた大学で学ぶ専門科目が増えてきます。そこで、次のような学習支援事業を行っています。
- 数学基礎セミナー
定期試験の点数が低かった1,2年生の学生に対する学期ごとの補習
専攻科生がTA(ティーチングアシスタント:指導員的な役割)を担う数人一組の放課後に開催しているグループ学習 - 学習メンター制度
学力を上げたい希望科目に対し高学年学生がマンツーマンで個別指導する制度。学期ごとにマッチングを更新(基本的に1~4年生対象)
その他にも、外部講師による講演会や企業見学会、校内数学模試など、学生の年次進行に合わせた事業を実施しています。