教員基礎研修(第5回)を実施しました
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10月20日(水)本校では、第5回目となる「教員基礎研修」を行いました。この研修は、採用後3年以内の教員を対象とした初任者研修で、本校の先輩教員が講師を務め、高専教員として必要な様々なテーマを設けて、4月から1年間に渡り実施しています。
5回目となる今回は新任教員等18名が参加し、「学生理解と指導の基本」、「相談室について」をテーマとした講義を受講しました。
松井康博保健指導相談員からは、「学生理解と指導の基本」をテーマに、文部科学省から出されている『生徒指導提要』からテーマに沿う内容を抽出し、(1)生徒指導理解の基本、(2)問題行動の早期発見と効果的な指導、(3)教育相談の進めについて説明をし、その後、グループワークで①知り得た情報を記録し活用する方法や手立て、②一人一人が活躍できる場づくりの方法や手立てについて意見交流が行われました。
相談室長の河村信治教授からは、「相談室について」をテーマに、特に学生のセーフティーネットとしての相談室の使命と、現在の本校相談室の体制について、さらに今年度全校的に理解と対応を深めようとしている「障害のある学生への合理的配慮」の課題についての講義がされました。
次回は、「授業力向上」、「研究活動について」をテーマに実施する予定です。
講義に熱心に聞き入る受講者
「相談室について」講義する河村教授