2021年2月25日(木)、八戸高専内合併教室にて、矢口淳一教授の最終講義が開催されました。「私の歩んだ道」と題して、ご自身の衛生工学の研究者として歩んでこられた道のりだけでなく、課外活動での学生との思い出や八戸高専で続けてこられた研究内容についてお話しいただき、多くの学生、教職員が聴講しました。最後に自主探究を核とする八戸高専の今後への期待と、学生に対して「高専生は自分の可能性を試すチャンスに恵まれているのだから、自分の可能性にチャレンジし続けてほしい」と心温かいエールを頂きました。
矢口先生は東北大学大学院を1985年に修了され、(株)西原環境衛生研究所を経て、2002年より約20年に渡って八戸高専の教員として教鞭をとってこられました。その間、学科長や相談室長などの重職を歴任され、八戸高専の発展にご尽力されました。2021年3月に定年退職を迎えます。