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JT号出場年度:1993〜1996年度 ベスト記録:379.010km/L ステンレス製フレームにGFRP製カウルを纏わせた初代マシン。エコランでは今は見ることも少なくなった27インチのタイヤが懐かしい限りです。 写真は1995年度型 |
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GT号出場年度:1996〜1997年度 ベスト記録:246.670km/L フレームをアルミ合金製に改めるとともに、タイヤを20インチに換装して、カウルをフルカバードタイプにしたマシン。前輪操舵系統に致命的な設計ミスがあったことなどに起因して、残念ながら結果を残すことができませんでした。 写真は1997年度型 |
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EG号出場年度:1998〜2006年度 ベスト記録:872.954km/L フレームをステンレス製に戻すとともに、様々な新機構を織り込んだ意欲作。当初は200km/L台にとどまりましたが、GT号を踏襲していた前輪操舵系統を抜本的に見直すなど、地道に改良を続けていく中で、最終年度には長年の夢だった1000km/Lにあと一歩のところまで漕ぎ着けることができました。 写真は2005年度型 |
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EG号U出場年度:2004〜2005年度 ベスト記録:641.708km/L EG号の多年に渡る改良で培った技術を織り込んだマシン。折からカウル製作技術が払底していたこともあって、ペット製暫定カウルでの出走を余儀なくされました。結果として、ペット製暫定カウルでは、空気抵抗の点で、きちんと作られたフルカバードタイプのGFRP製カウルには及ばないことを思い知らされました。 写真は2005年度型 |
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NP号出場年度:2006〜2009年度 ベスト記録:1177.652km/L 我が部初となる電子制御燃料噴射システムを搭載するため開発したマシン。開発目標として初めて、長年の夢だった1000km/L突破を掲げたマシンでもありました。当初はキャブレター式の足元にも及ばぬ燃費性能しか発揮できませんでしたが、改良を繰り返して、とうとう最終年度には1000km/Lを突破することができました。 写真は2006年度型 |
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NP号U出場年度:2007〜2012年度 ベスト記録:1747.917km/L NP号をベースに、剛性アップと空気抵抗低減を図ったマシン。デビューした2007年度には、エコラン初参戦以来の夢だった1000km/L突破を成し遂げてくれました。しかし、その直後からスタートしたカーボン化プロジェクトの第1弾として、カウルのCFRP化にトライしたものの、なかなか結果を出すことができませんでしたが、ようやく2011年度にチーム記録を更新してくれました。そして,最終年度には、開発当初は想定もしていなかった1700km/L台まで記録を伸ばしてくれました。 写真は2009年度型 |
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BG号出場年度:2010〜2017年度 ベスト記録:1668.235km/L カーボン化プロジェクトの第2弾として開発に取り組んだ我が部初となるCFRPモノコック車両。設計、製作とも過去に経験したことのないほど難航を極め、設計開始から初試走に漕ぎ着けるまで1年8ヶ月も要してしまいました。運用を開始してからも、鋼管製シャシのマシンの後塵を拝するばかりでしたが、モノコック車両を設計製作する上での課題を学ばせてもらった貴重な存在でした。 写真は2010年度型 |
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8 | NP号V出場年度:2013〜2015年度 ベスト記録:1738.229km/L NP号Uをベースに、足回りの抜本的な見直しを図ったマシン。全国大会には3回出場しましたが、チーム記録更新を果たすことができないまま、2016年9月の地元での走行練習中の事故で廃車にせざるを得ませんでした。 写真は2013年度型 |
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NP号W出場年度:2017年度〜 ベスト記録:1674.989km/L NP号Vの廃車を受けて、急遽後継機として開発したマシン。このため、カウルの型は先代NP号Vのものを流用せざるを得ませんでしたが、その制約の中で剛性強化を図りました。デビューさせた2017年度は、完成が遅れたことと、天候に恵まれなかったこともあって、全国大会前の地元での走行練習はわずか2回にとどまり、セッティングを煮詰められないまま全国大会を迎えざるを得ず、エンジンの整備ミスも相俟って、ポテンシャルを発揮させることができませんでした。その後も、最大の目標たるチーム記録更新は果たせていないままですが、2018年度、2022年度、2023年度の全国大会で学生クラス優勝をもたらしてくれました。 写真は2017年度型 |
10 | RS号出場年度:2018年度〜2019年度 ベスト記録:1516.809km/L 本校チーム初のCFRPモノコック車両であるBG号の後継機として開発したマシン。開発に当たって最重要視したのは、BG号の弱点だった剛性不足とドライバーの視界不良の改善でした。製作に着手したのは2015年12月でしたが、NP号Wの開発が割り込んできたため、完成したのは2018年8月までずれ込みました。何とか2018年度の全国大会でデビューさせることができましたが、ドライバーの判断ミスでタイムオーバー。翌年も同様のミスに見舞われ実力を発揮できませんでした。その後は、2020〜2021年度はコロナ禍のため大会中止、2022年度はコロナ禍による整備力低下のため整備の手が回らす未出走となり、そのまま引退となりました。 写真は2018年度型 |
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NP号X出場年度:2024年度〜 ベスト記録:1431.365km/L(CN燃料) 我が部ではCFRPモノコック車両としてBG号、RS号を開発してきましたが、ステンレス鋼管製のマシンに比べると重くなっていて、全国大会の記録も奮いませんでした。これは、我が部のモノコック車両の設計・製作能力が足りなかったためでした。このため、RS号の後継となる新型車の開発にあたっては、1996年度開発のGT号以来となるアルミ合金製フレームを採用することにしました。ただし、折からのコロナ禍で活動時間が大幅に制限されていたため、カウルの新規開発は諦めて、型はNP号Vのものを流用せざるを得ませんでした。また、2023年度の全国大会でデビューさせる予定でしたが、活動制限に加えて、カウルの加熱成型に失敗したこともあって、デビューは2024年度まで持ち越しとなってしまいましたが、折からCN燃料クラスが新設されたこともあって、そのクラスで出場させることになりました。 写真は2024年度型 |
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