昨年度、養成プログラムに参加した学生のうち3名を対象に、21日午前中にフォローアップ研修を実施しました。午後からは、この3名の学生をファシリテーター役として配置し、今年度の養成講座を13名対象に実施しました。英語によるファシリテートに戸惑いながらも役割を果たそうとする昨年度組と、手探りで養成プログラムに取り組む今年度組でしたが、2日目にはそれぞれの中に見出すものがあり、見違えるように変化していきました。他者への理解と認識を深めるための関係性を図りつつ、その場で求められるものに整えていくことの難しさを強く実感したようでした。言葉に詰まった時には、ファシリテーターに限らず単語を伝えてサポートするなど、グループ全体で進行しようとする姿勢が見られました。普段お互いの英語力を披露することのない学生間で、自分の意見を英語で伝え合うことで刺激となり、本当に使える英語にすべく学習意欲も湧いてきたようです。多様性がますます広がる時代の中で、今回の学びが社会に役立つものに繋がっていくことを期待したいと思います。