自主探究発表会を開催しました
カテゴリ:学生
八戸高専は1~3学年生の自主探究発表会を2月8日から10日にかけて学年別に開催しました。
課題を発見し解決する自主探究は導入6年目を迎え、今年度はコロナ渦の影響を受けつつも、これまで各自が出来る限りの探究を進めてきました。発表会についても、状況を見極めつつ従来の秋学期末(11月下旬頃)から、冬学期の試験期間後に変更されました。
「密」回避のため、校内体育館でポスター発表という従来の形ではなく、人数制限した会場(実会場)での口頭発表を実施しました。スライドを発表者の音声とともにMicrosoft Teamsでライブ配信し、そのプレゼンの様子を校内サテライト会場のスクリーンや遠隔聴講者の端末画面に生中継しました。質疑応答も聴講場所に関係なく円滑に行われました。実会場では高学年ファシリテーターが座長のサポート、全体の様子のモニター、各会場の管理にと大いに活躍しました。90分1セッション(10名程度発表)を「1日あたり4セッション」×「4実会場」で同時進行させ、従来のポスター発表会と同じ3日間で全低学年生が発表を終えました。国際自主探究のセッションでは留学生と国内学生計11名が発表しました。
対面と遠隔が融合した今年度の発表会の聴講者は延べ1000人を超え、例年のポスター発表会と同程度の来場者数となりました。コロナ渦で例年とは大きく異なる環境の中、その影響を最小限に抑えることができました。

発表に聞き入る聴講者

ポスター発表会会場の様子