公開講座メカnoワールドAコースを開催しました!
カテゴリ:イベント・催事
9月5日(土)に八戸高専機械システムデザインコースにて、公開講座メカnoワールドAコースを開催いたしました。今回は16人の中学生に参加していただきました。毎年メカnoワールドAコースでは、機械工学に関連する体験学習を行って頂いています。Aコースでは、「金属を溶かして風鈴を作ろう」、「ロボットを動かそう」、「材料の強さを調べよう」、「機能性材料であそぼう」の4テーマを体験しました。
「金属を溶かして風鈴を作ろう」では、アルミニウム鋳造によるオリジナル風鈴を作成しました。鋳造では、きれいな土型を作成することが重要となります。体験学習では機械コースの頼もしい先輩たちにアドバイスをもらいながら、風鈴の土型作成に挑戦しました。
作成した土型は、溶融アルミニウムを流し込むことで、作成されます。

「ロボットを動かそう」では、レゴブロックで作成されたロボットを簡単なプログラムで、実際に動かす体験をしました。ロボットを作動させるためには、ロボットに
設置されているモーターを上手に制御する必要性があります。体験学習では機械コースの先輩にアドバイスをもらいながら、プログラムを作成してロボットの動作実験を行いました。


「材料の強さを調べよう」では、金属の耐久性について調査・学習する体験コーナーでした。本コーナーでは金属の耐久性能を測定するために、金属の温度をかえてその金属の壊れやすさを測定しました。金属の壊れやすさを測定するために、ハンマーで金属を割り、破壊時に使用されるエネルギーを測定するシャルピー衝撃試験装置を用いました。


「機能性材料であそぼう」では、機能性材料の特徴を手で触って、目でみて学習する体験コーナーでした。本コーナーでは「形状記憶プラスチック」や「炭素繊維の発行プラズマ」等を、五感を使って体験していただきました。本コーナーでは5年生の先輩が中学生に丁寧に説明していいただきました。


メカnoワールドでは、体験学習修了後に、体験学習の修了証明書が授与されます。体験学習お疲れ様でした!

10月31日(土)にはメカnoワールドBコースが開催されます。「金属を削って文鎮をつくろう」、「3D-CADを体験しよう」、「超音波エコーでモノを診よう」、「流れを見よう(実験編)」、「流れを見よう(計算編)」の全5テーマをご用意しています。Aコースとは全く異なった体験ができます。是非こちらにもご応募ください。


【R2年度公開講座】「メカnoワールド体験塾Bコース」開催のご案内