本校は7月30日(木)自主探究Day4を実施しました。本校の自主探究学習は、科学的課題を学生自ら発見し、その解決にも取り組む長期戦であることから、その前半の成果として、春・夏学期の活動を通じて各自が発見した課題と、その解決の計画をDay4の1分プレゼンで発表しました。今年度のDay4は、授業参観日の9-10時間目に各ホームルームで公開実施されました。自主探究活動の"途中の形"を保護者が確認する機会となり、クラス全員の発表終了後には各クラスの「1分プレゼン最優秀賞」を選ぶための投票も行われました。
今年度の課題発見支援イベント(5月8日実施のDay1)は、皆が不慣れだった遠隔グループディスカッションで始まりました。その後も学校閉鎖が続き、課題発見活動が思うように進まない学生もいました。学校の再開後、学年ごとに開催日を分散して学生相互報告会を実施し(6月30日〜7月9日実施のDay2)、「密」を避けた形の相談会も引き続き行いました(7月21日実施のDay3)。その結果、夏休み前までに全員が課題決定を達成し、遅れを取り戻しました。これも、高学年ファシリテーターの献身的なサポートがあったからこそです。
現在の夏休み期間も有効に利用しつつ、学生は「課題解決」へ動き出します。

校長をはじめ多くの教員がプレゼンを参観

要点を押さえたプレゼンに聞き入る学生