教員基礎研修を実施しました
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八戸高専では、採用後3年以内の教員を対象とした「教員基礎研修」を実施した。この研修は、教育者としての指導力を養うことを目的に、同校の先輩教員が講師を務め、高専教員として必要な様々なテーマを設けて4月から1年間に渡り実施しているもの。
7月7日(水)には、今年度第4回目となる教員基礎研修が行われ、新任教員を含めた約20名が参加した。
学生主事の阿部恵教授からは、「課外活動」をテーマに講義が行われ、高専教育における課外活動の在り方に関する総合的な方針や、課外活動の基本的な考えや運営について説明された。その後、活動時間及び休養日、クラブ年間活動計画表・月間活動実績表、クラブ活動費等の資金管理体制、クラブ活動・クラブ顧問に関する手続き、課外活動指導員の採用に関する手続き等について理解を深めた。
危機管理担当の武尾文雄教授からは、「いじめ防止」をテーマに講義が行われ、いじめの定義やいじめ防止対策推進法における高専の位置づけ、高専機構や本校におけるいじめ防止への取組状況について概略が説明された。その後、本校のいじめ防止等基本計画や早期発見・事案対処マニュアル等に沿って、いじめの未然防止や早期発見のために必要な態度や行動、事案が発生した場合の対応方法等について理解を深めた。
次回は、「学生理解と指導の基本」、「相談室」をテーマに実施する予定である。