機械学会東北学生会「独創研究学生賞」を受賞
カテゴリ:受賞・表彰
平成27年3月10日、本校にて日本機械学会東北学生会主催「第45回卒業研究発表講演会」が開催され、東北地区の大学と高専から約130件の研究発表がありました。
優れた研究を行った学生に対して表彰を行う独創研究学生賞のセッションには、48件の応募がありました。
厳正な審査の結果、3件が受賞となり、そのうち本校機械工学科5年の木村哲也君(指導教員:白田聡助教)が独創研究学生賞(「高専・学部」の部)を受賞しました。大学4年生や専攻科2年生による発表が多数ある中で、本科5年生の木村君が選ばれたことは快挙といえます。
木村君は「パラレルリンク機構を用いた水平維持機構の開発」の研究で、機構下部の傾きによらず、機構上部を水平に保ちながらロボットが移動したり、物を運んだりすることができる機構を設計から製作まで手掛けました。
このような機構は2個のモーターがあれば実現可能ですが、この研究で開発した機構では3個のモーターを使用しており、モーターが2個の場合と比べて設計などが難しくなる一方で、高効率で高出力であるという特徴があります。
木村君は今後、本校専攻科へ進学し、さらなる研究成果をあげたいと意気込んでいます。
日本機械学会東北支部長より表彰