八戸高専は11月19日から22日にかけて学年別に自主探究ポスター発表会を開催しました。
低学年の発表会では1分間のショートプレゼンテーションが午前に行われ、各自が審査員や来場者の興味・関心を引きつけた上で、午後のポスター発表へ臨みました。
課題発見力、解決の計画力・実行力育成が目的の自主探究学習は導入5年目を迎えましたが、昨年度までとの違いは、各自がポスターの研究題目に英訳を添えたことで、海外の来賓から好評を得ました。手持ちの英語で説明を試みる低学年生もおり、国境を越えて"未成年の(科学的)主張"にチャレンジする姿勢が見られました。小さな一歩ではありますが、国際グローバルエンジニアの意識を持つ上で大切なことです。
また、SDGs(持続可能な開発目標)的な視点の課題に挑戦する学生が増えたことや、留学生と国内学生のペア研究が実現したことも、今年度の大きな特徴です。昨年度に続き、国際自主探究の区分の成果発表枠が設けられ、多くの学生がエントリーしました。海外学生の研究発表も展示され、国際色が一層豊かになった一方で、高専生の視点で地域活性をとりあげた研究も来場者の大きな注目を集めました。自ら製作した装置・発明品等を手に説明する学生も多く、国内来場者だけでなく、海外からの学生・来賓もその説明に興味深く聞き入る様子が見られました。
ポスター発表会会場の様子
発表に聞き入る学生