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八戸の食文化創出プログラム☆新たな出汁の開発をしよう!!①

9月28日~30日にかけて、八戸高専とシンガポールの国立テマセクポリテクニクの学生達による、青森県の農水産物を活用した新たな「出汁」「スープ」「フリカケ」を創出するワークショップが行われています。このワークショップは、COC事業の地域課題開発研究プロジェクトの一環で、八戸とシンガポールの食文化を融合させ、海外にPRできる出汁を利用した「スープ」や、出しがらを活用した「フリカケ」を開発していきます。

そして、最終的には産学官連携で商品化をして、今後の八戸の食文化を活性化させる事を目標としております。


初日の28日は、食育研究家のなぎさなおこ氏より出汁のとり方、味噌汁、フリカケの作り方を学び、その後各グループに分かれてオリジナルの味噌汁、フリカケ作りに挑戦しました。



なぎさ氏のレクチャーをメモをとりながら真剣に耳を傾ける学生達。


協賛企業より提供頂いた昆布や鰹節など、12種類の材料でとった出汁が軟水と硬水合わせて24種類!!


24種類の「出汁」をテイスティングする学生達。材料による違い、水の硬度による違いに驚いていました。


なぎさ氏のアドバイスを受け、何度も味見をしながら、グループのメンバーと議論をしながら・・・・出汁の組み合わせや、入れる具材の違いによるバラエティに富んだ味噌汁やフリカケが完成し、会場となった白山台公民館の調理室は、様々な組み合わせの美味しそうな出汁の香りがたちこめていました。

今回は既に準備された食材で調理をしたのですが、29日は各グループ毎に食材から調達し、さらに新しい「出汁」「スープ」「フリカケ」の開発を進めていきます。そして最終日にはプレゼンテーション発表が実施されます。さて、どんな作品が出来上がるのかとても楽しみですね。

⇒プレゼンテーションの様子はこちらから