9月5日、機械システムデザインコースの公開講座「メカnoワールド体験塾Ｂコース」が開催されました。
この講座は、日常のあらゆる場面で人々の役に立っている機械技術を幅広く体験できるとあって、近年大変人気の講座となっております。今回は、5つのテーマの実験・実習を通して「機械工学のおもしろさ」を体験しました。

では、順番にご紹介していきましょう。

「金属を削って文鎮をつくろう」では、硬い金属を切削加工し、ねじ切り、研磨をして文鎮作りに挑戦です。細かい作業に集中し、丁寧に作り上げたオリジナルの文鎮を手にして喜びいっぱいでした。

「3Ｄ-ＣＡＤを体験しよう」では、3次元ＣＡＤを使用して、スペースプレーンの組立て作業を体験。コンピュータ上で簡単に設計出来る便利さを実感しました。

「流れを見ようー実験編ー」では、流れの瞬間像をストロボスコープで見たり、高速水噴流（ｳｫｰﾀｰｼﾞｪｴﾄ）でものを切ってみました。人間の目では捉えられない一瞬の世界を知るきっかけとなりました。

「流れを見ようー計算編ー」では、コンピュータ上でボール周りの空気の流れを解析することを体験し、気象予測や生体内の血流解析などに応用されている技術を学ぶ事が出来ました。

「蒸気機関の構造を見てみようー」では、蒸気を発生させる機械や、蒸気で動く機械についての学びでした。メモを取りながら真剣に耳を傾けている参加者が印象的でした。

そして、昼食は本校学寮の食事を体験！！ということで・・・
ボリュームたっぷりのおいしい食事を食べてご満悦です。

実際に機械に触れながら、実験やものづくりを体験した参加者は、機械工学についてさらに興味を抱いた様子でした。10月には八戸高専祭があります。ぜひまた遊びに来ていろいろな体験をしてみて下さいね。