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出前授業「空気砲を作って遊ぼう!! 」が行われました。

8月10日、八戸ポータルミュージアムはっちにて
"水や空気などの流れ"を専門とする沢村教授と高専生による出前授業が行われました。

 

 

最初に、水滴が落ちた時の水の動きを、30倍のハイスピードカメラを使って
水面がどう変化するかを見てみました。
深いと下に凹むんですが、浅いと下への行き場がなくなり、美しい王冠の形を作り出す
『ミルククラウン』という現象がおきました。
今回は水を使って実験をしてみましたが、油や牛乳、蜂蜜などで行うとどうなるか?
水滴を落とす高さを変えたらどうなるか?
いろいろ条件を変えて、試してみると新たな現象を発見できるかもしれませんね。

次に、水に溶かした片栗粉を触ってみよう!!という事で・・・
バケツに手を突っ込んでみる、つかんでみる、ムニュムニュしてみる。

 

手を動かしている時は水みたいに自由にグルグルできるのに・・・
手を止めると掴めちゃう。
でも、すぐスーッと手から流れ出てしまう。
液体なのに固まる。なんとも不思議な現象です。
普段、水溶き片栗粉をよく使用しているお母様方にも体験して頂き
不思議な感触を味わってもらいました。

そして、おまちかねの段ボール空気砲は、段ボールで空気砲を工作した後、
会場内が煙で真っ白になるまで自由に遊びました。
 

 

空気砲の穴の形や大きさを変えるとどうなるか?
押し出す力を変えるとどうなるか?
きれいな輪を作るにはどうすればいいか?
参加者は、いろいろ条件を変えながら楽しみました。

今回の授業では、普段の生活の中にある不思議な現象から
「なんでだろう?」という思いが沸いて
それが、研究のきっかけとなる事を実感したのであります。

皆さんも身近な「なぜ?」「どうして?」を見つけて、様々な実験にチャレンジしてみましょう。