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出前授業「ゆれを科学する」を実施しました。

10月24日、環境都市・建築デザインコースの南教授による「ゆれを科学する~地震、津波、液状化と共振~」と題した出前授業が、青森県観光物産館アスパムにて開催されました。

生活に関するインフラの整備や、施設の維持管理など、私達が生活する上で重要な役割を担っている土木の仕事が簡単に紹介されたあと、スライドや簡単な実験装置を使って地震のしくみや液状化現象について解説されました。

参加者たちは、プレートの移動によって発生する地震のしくみや、土の中がゆれて土の粒子が離れることでおきる液状化現象の説明を、メモをとりながら興味深く聞いていました。

さらに防波堤の構造や津波で壊れないための工夫、実験装置を使った共振の説明、地震に耐えられるよう施される耐震、免震、制震について等、「ゆれ」に関して幅広くお話をしていただきました。

1時間におよぶ講座終了後は、参加者が自由に実験装置に触れ、様々な「ゆれ」が発生する様子を体験したり、南教授へ質問する姿も見られました。

今回は私達の生活に密着し、安全・安心を提供し続ける土木の仕事を垣間見る事が出来た出前授業でした。ご参加の皆さまありがとうございました。