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前川國男の近代建築作品をめぐる研修会

 

1月17日、弘前市に多くの貴重な建築遺産を残した前川國男氏の作品をめぐる研修会を開催しました。
コンクリートを多用した弘前市民会館を訪れ
弘前市在住の建築家・前田卓氏の解説を交えて巡りました。

 

また建築家・矢原奈欧氏による「前川國男の建築について」と題した講演も行われ
参加者は、日本の気候風土に適した近代建築のあり方や、
青森県産の資源を活用した建築について理解を深めました。

前川氏の第1号作品となる国登録有形文化財「木村産業研究所」、
「弘前市庁舎」「弘前市斎場」を見学して回り、
あわせて、最寄黒石市にあり、江戸東京博物館など数多くの作品を手がけた
建築家・菊竹清訓氏の設計による子供図書館「黒石ほるぷ子ども館」も見学しました。

 

この研修会は参加者に大変好評で
「一人の建築家の年代別の作品を見学し、テクニカルアプローチや人間的な成熟を感じる事が出来、久しぶりに感動しました」
「素材の使い方に色々と気づきがあり、この研修は大変有意義であった」などの声が寄せられていました。