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留学生による出前授業

八戸高専に留学生がいることを知っていますか?

本校では毎年数名のアジア人留学生を受け入れており
彼等との交流を通して、国際理解を深めてもらう目的で
「留学生による出前授業」を実施しております。

今回は八戸市立吹上小学校へお邪魔して、4年生90名を対象に、
タイとマレーシアからの留学生3名を含む学生13名が
留学生の母国文化を伝える授業を行ってきました。

まずは両国の日常挨拶の言葉をスライドで紹介し
英語・マレー語・タイ語で挨拶を交わして授業は始まりました。

次に、国によって異なる動物の鳴き声を紹介する絵本の読み聞かせです。

 

牛だけが各国同じ鳴き方をするとわかったところで
児童たちから一斉に笑いが沸き起こっていました。
どうやらどこの国でも牛は「モォ~」と鳴くようです。

そしてマレー語による泣き声の紹介コーナーでは、
恥ずかしそうに泣きまねをする留学生が可愛らしかったです。

児童たちに人気だった、マレーシアの「チョンカック」というビー玉を使った遊びでは
時間を忘れて夢中になる姿があちこちで見られました。

 

このゲームは日本の将棋のように、先を読む頭脳ゲームで
「おもしろ~い」「またやりたい!!」という児童が続出でした。

45分間の授業を終えると
覚えたてのタイ語とマレー語で「ありがとう」「さようなら」と挨拶をした児童たち。

 

この交流をきっかけに、将来地域に貢献できる
国際感覚を身につけた人材になってくれると嬉しいですね。