八戸高専は、7月10日(水)自主探究Day4を実施しました。
1~3学年生は研究課題発見のための活動を4月から行ってきましたが、その集大成として、各ホームルームで1分プレゼンテーションを実施しました。1分という時間制限にも関わらず、発見した課題のオリジナリティを上手く強調する発表が続きました。1年生でもそのような発表ができるのは、これまで月1回程度開催した自主探究Day1~Day3で課題発見の「途中」を学生同士で繰り返し報告してきたことによります。また、6月17日に実施されたDay3でオリジナリティと安全性についてクラスメートから受けた数値評価報告も、Day4の1分プレゼンの中に盛り込まれました。今回のDay4は、春・夏学期の活動を客観的に振り返る機会として、また、実験・調査活動に集中する秋学期の活動の方向性確認の機会としても大変意義深い時間です。クラス全員の発表終了後には、各クラスの「1分プレゼン最優秀賞」を選ぶための投票が行われました。この日は、学生が「自分の1分」と「他人の1分」に集中する、非常に有意義なイベントになりました。そして、Day1~Day3と同様にDay4でも4、5年生のファシリテーターがイベント進行を円滑に進めました。初めてのプレゼンに挑む後輩学生に優しく声を掛け緊張を和らげるなど、同じ学生目線で低学年生をケアができることが頼もしく、そのおかげもあって課題発見という大きな壁を乗り越えました。これから学生は、課題の「答え」を見つける秋学期を"快走"するために、夏休み中の"助走"となる活動を進めていきます。
課題のオリジナリティを強調する学生
校長をはじめ多くの教員がプレゼン参観