八戸高専は、6月17日(月)自主探究Day3を実施しました。低学年生は各自の研究課題発見と計画の進捗状況を、学生同士で報告しあう学生相互報告会(SPD)形式で、各ホームルームにてグループ単位で行いました。
約3週間後のDay4では、研究課題と計画についての1分間プレゼン発表会が予定されていることもあり、学生はお互いの進捗確認に集中していました。特に今回Day3では研究課題の「オリジナティ」や、研究実行時に事故や怪我のリスク確認のための「安全性」を、それぞれ4点満点で互いに評価し合い、各自がグループのメンバーからもらった点数を合計して、その平均点を算出しました。これは、今年度の現時点までの活動状況を客観的に振り返る材料の1つとするためです。
また、Day3では、低学年生支援のための高学年ファシリテーターの参加がDay2よりも大幅に増え、各教室に2名程度ずつ配置することができました。SPDでうまく成果を発表できずにいる学生のグループに声を掛け、同じ学生目線で優しくアドバイスしたり、今後の進め方について低学年生に寄り添いつつ分かりやすく説明するなど、コーディネーター教員と同等、もしくはそれ以上の頼もしい活躍をしていました。
次回Day4での1分間プレゼンは各ホームルームで1人ずつ発表を行います。Day3までは各グループ内での活動でしたが、Day4ではクラスメート全員でお互いの研究課題と計画を把握し、情報共有することができるようになります。
課題解決へのプロセスをどのように組み立てていくのか、今後の活動への期待が高まります。
グループSPDで互いの進捗状況を評価
親身にアドバイス中のファシリテーター