自主探究活動を開始しました【平成30年4月12日】
カテゴリ:イベント・催事
八戸高専は、4月12日、16日の両日本科1年生から3年生までを対象とした自主探究活動を実施しました。八戸高専独自の活動として位置づけられている自主探究活動は、本科に在籍する5年間行われます。学生が主体となり、個々に毎年一つテーマを設定し、教員や先輩学生の助言を受けながら計画、実行、発表、報告書の作成まで行うものです。この活動は学生の問題解決力を高める目的で実施されています。身近な疑問を追究することで新たなアイデアの創造にも繋がる、意義のある活動となっています。
今年度のDAY0(ゼロ)・12日は1年生を対象に行われました。コーディネーター教員から「自主探究」活動の説明を受け、昨年度の受賞ポスターの見学や先輩方の体験談を聴き、自らが自主探究に臨む準備段階の活動を行いました。この日の最後には感想や質問等を記入し、調査用紙を提出しました。
Day1となる16日は学年別に会場を分かれての活動となりました。1年生は知的財産に関するセミナーを受講し、ディベートを行いました。ディベートでは、不慣れながらも活発な意見交換の中で相互理解を深め、2、3年生は5年生による自主探究体験談を聴講し、これから始まる活動への疑問や不安などを積極的に質問しました。その後、コーディネーター教員やファシリテーター学生(5年生)の助けを借りて、カテゴリー別グループディスカッションを実施しました。教員だけでなく、実際に活動を行ってきた上級生が声掛けすることで、明るい雰囲気の中情報交換や質疑応答が行われ、午後は大相談会を開催、9教室にそれぞれ担当教員と相談学生が集まり、1グループ10分という時間制限の中で今後の活動のテーマや方向性などを相談しました。
秋学期に本格化する自主探究を前にしたテーマ設定のための自主探究Dayは、このあと、夏休み前までに、Day2(5/11)、Day3(6/4)、Day4(7/17)に実施される予定です。