公開講座メカnoワールドBコースを開催しました!
カテゴリ:イベント・催事
10月31日(土)に八戸高専機械システムデザインコースにて、公開講座メカnoワールドBコースを開催いたしました。今回は12人の中学生に参加していただきました。毎年メカnoワールドBコースでは、機械工学に関連する体験学習を行っています。Bコースでは、「金属を削って文鎮をつくろう」、「3D―CADを体験しよう」、「流れを見よう」、「超音波エコーでモノを診よう」の4テーマを体験しました。
「金属を削って文鎮をつくろう」では、金属の旋盤加工を行いオリジナルの文鎮を作成いたしました。旋盤加工では慎重な作業が求められます。本体験では高専生4年生、5年の先輩たちと一緒に旋盤加工の体験をしました。

「3D―CADを体験しよう」では、コンピュータを用いてスペースプレーンの作成を行いました。体験学習では、3D―CADで求められる、スケッチ操作とそれを三次元化するフィーチャー操作を学習しました。また部品を組み立てるアセンブリの操作も学習しました。体験学習では、高専生4年生、5年生の先輩たちからアドバイスいただき、3D-CADに挑戦しました。

「流れをみよう」では、実験編、解析編の二コースを開催しました。実験編では沢村先生から高速度カメラ、ストロボを用いた流れの可視化実験を行いました。沢村先生からは流体の不安定性の面白さについても講義していただきました。

解析編では森先生からカルマン渦の生成原理について講義していただきました。またインクを用いた渦のマーブリングを行いました。マーブリングでは自由にインクの色の組み合わせを作成して、オリジナルのカルマン渦を作成しました。

「超音波エコーでものを診よう」では、井関先生から超音波エコーの原理について説明していただきました。本学習では目隠しされたゼリーの中身を超音波エコーで当てる簡単なゲームも行いました。体験学習では、エコーで映された画像を慎重に書き写して中身がなにかを予想しました。

今回はコロナウイルス感染拡大防止対策を踏まえまして、開講式および閉講式は別会場からのオンライン放映とする形となりました。今後も八戸高専Mコースでは感染対策を踏まえての公開講座を開催する予定です。
