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ロールモデル講演会(H30.12.14)を開催しました。

 八戸工業高等専門学校では、岩手大学を代表機関として採択された文部科学省科学技術人材育成費補助金「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の補助事業の一環として、12月14日にロール・モデル講演会を本校合併教室において開催し、本科1年生約170名、教職員5名、連携機関から3名、その他1名が参加しました。

 奈良工業高等専門学校長で高専機構男女共同参画推進室アドバイザーの後藤景子氏からの「ユーザー目線からの研究-快適衣環境の創出を目指して-」と題した講演では、繊維へのプラズマ加工に伴う変化を比較するデータや電子顕微鏡画像など、具体的な資料を用いて研究の面白さや研究者へのキャリアパスについてお話いただきました。また、高専初の女性校長として活躍されている立場から、研究のみならず、組織におけるダイバーシティインクルージョン~多様な人びとが一つになることの重要性や、キャリア形成の大切さについてもお話いただきました。

 参加した学生からは、「女性だけの研究チームということが新鮮だった」「研究の方法ということがよくわかった、自分が取り組もうとしている研究のヒントになった」などの感想があり、大変有意義な講演になりました。


後藤景子氏による講演の様子

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