公開講座「建築模型」が開催されました。
9月26日、環境都市・建築デザインコースの第3回目となる公開講座「建築模型」が開催されました。今回は、【建築模型】を作るための基礎的な方法を学ぶ事が出来るとあって、青森、岩手の中学生15名が参加してくれました。
まずは、環境都市・建築デザインコース2年生の学生達が作成した住宅模型が紹介され、馬渡准教授から「建築を設計するとき模型を作れる能?はとても大事!!」と熱い思いが伝えられました。
一人ひとり違う作品を食い入るように見ていた参加者は、作り方や構造などのイメージを膨らませ、早速、基礎となる立体の箱(CUBE)の製作にとりかかりました。
スチレンボードの厚さのため、数ミリのズレが生じて指定されたサイズの『箱』にならず、苦戦する参加者でしたが、馬渡准教授からカッティングのコツを学ぶと、皆さん見事にきれいな『箱』を作り上げていました。
この溝がキーポイント!!この技術を身につけることで正確な模型を作る事が出来るんですね♪
『箱』には面、辺、頂点、そして空間があります。
それらを上手に組み合わせ、想像を膨らませていろいろな形に変化させていき・・・
一人ひとり違う、素敵なデザインの模型が完成しました。
どれも基本となったのは立体の『箱』!!
そこからイメージして作り上げた創造性豊かな感性に惚れ惚れしてしまいました。
そして、ものづくりや建築に興味を抱いていた参加者の目がキラキラ輝いていたのが印象的でした。
近い将来、地域で活躍する建築家が誕生すると嬉しいですね。
次回の環境都市・建築デザインコースの公開講座は「防災」です。大震災のメカニズムや被害状況などに関する講演と、復興事業の工事現場の見学会を行います。その様子はまたブログにて報告させて頂きますのでお楽しみに☆
-環境都市・建築デザインコース-2015年公開講座の記事
「まちづくり講演」
「ブリッジコンテスト」
「建築模型」
「防災」