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ロールモデル講演会(H30.11.22)を開催しました。

 八戸工業高等専門学校では、岩手大学を代表機関として採択された文部科学省科学技術人材育成費補助金「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」の補助事業の一環として、11月22日にロール・モデル講演会を本校合併教室において開催し、本科2年生約160名、教職員6名、連携機関から4名、その他1名が参加しました。

 名古屋大学大学院生命農学研究科教授の竹中千里氏からの「Enjoyフィールド研究 -男も女も-」と題した講演では、フィールド研究に関する実体験や、研究を進めるうえで立ちはだかった各種問題点などの事例を挙げながら、研究の面白さや研究者へのキャリアパスについてお話いただきました。また、研究者としては「言い伝え」のような、世間一般に信じられがちな通説に惑わされずに信念を貫く姿勢が大切であることなども講演を通じて分かりやすく述べられ、これから研究者への道を考えている学生にとっては示唆に富むものでした。

 参加した学生からは、「自分も生物系のフィールド研究をしたくて高専に来たので、とても役に立つ講演だった」「性別に関係なく、研究にとって大事なのはやる気だ、と思った」、などの感想があり、大変有意義な講演になりました。


竹中千里氏による講演の様子

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