丸岡 大佑 Daisuke Maruoka [ 博士(工学)]
マテリアル・バイオ工学コース 助教
専門分野
- 無機材料工学
- 高温物理化学
- 金属生産工学
写真
研究課題
- 自己治癒セラミックスの開発及び評価に関する研究
- 耐火物の長寿命化、高信頼性化に関する研究
- 金属材料の高温酸化・腐食に関する研究
- 鉄鋼製錬プロセスにおける環境負荷物質低減に関する研究
研究シーズ
高温における金属および無機材料の酸化還元反応を基にした研究を行っています。人間がけがをしたときにかさぶたができて治るように、自己治癒セラミックスでは材料自身が酸化することでき裂や欠陥を修復します(図1)。材料設計により酸化速度を制御することで、多様な温度、時間に対応した自己治癒セラミックスの開発を進めています。加えて、高温プロセスで多用される耐火物に関する研究も進めています。鉄鋼製錬プロセスではCO2を始め、PM2.5などの環境負荷物質が発生しますが、その発生機構解明と低減に向けた研究を行っています(図2)。
主に高温における材料の破壊や酸化・腐食の抑制、金属製錬などの還元反応が関与する課題、並びに無機構造材料全般のプロセス改善、材料開発および評価手法などにご相談に乗れると思います。
画像の解説
セラミックス,自己治癒材料,耐火物,鉄鋼製錬,高温酸化・高温腐食,セラミック製造プロセス,セラミック複合材料,破壊力学,PM2.5