植村 望 Uemura Nozomi [ 博士(医学)]
総合科学教育科 准教授
専門分野
- 公衆衛生学
- 健康科学
写真
研究課題
- ヘルスリテラシーとQOL(Quality of Life)との関連
- 工業高等専門学校におけるヘルスリテラシーと関連因子の検討
研究シーズ
青森県は全国一の短命県です。原因のひとつとして、40~50代の働き盛りといわれる世代による生活習慣病死亡率が全国で高いことがあげられます。生涯にわたって心身の健康を保持増進し、豊かな生活を実現するために重要なことのひとつは、若年期からヘルスリテラシーを高めることであると考えます。そして、ヘルスリテラシーは、健康教育により身に付けることが出来ます。
現在は、健康教育によって、ヘルスリテラシーとQOLがどの程度向上するかをQOL健診(1)により検討しています。
今後は、本校学生への健康教育をとおしてヘルスリテラシーの向上を図るとともに、高専学生におけるヘルスリテラシーと関連因子(運動機能や生活習慣及び幸福感)についての研究を進める予定です。
(1) Nakaji S,Murashita K,Mikami T,Tamada Y,Uemura N: Strategies for promoting health in society utilizing quality-of-life check-ups: a protocol paper, Prevent Med Res, 2024;1(4):43-54
画像の解説
健康教育,QOL(Quality of Life),生活習慣,幸福感,Well-being