重 浩一郎 Koichiro Shige [ 博士(工学)]
環境都市・建築デザインコース 准教授
専門分野
- 環境政策
- まちづくり
- 地域計画
写真
研究課題
- 地域の脱炭素に関する研究
- 対話によるまちづくりに関する研究
- 公的統計データを活用した研究
研究シーズ
地域脱炭素に向けた取り組みを進めていくための政策に関する研究を行っています。
小規模市町村などでは、計画を立案したり対策を実行したりするための人材が不足しているとの課題があることから、先進事例を他地域にどのように展開していくかや、専門家の役割としてどのような貢献ができるかなどをアンケートやヒアリング調査を行いながら検討しています。
また、市町村の施策の実効性を高めていくためには、ワークショップなどの手法を活用して対話によるまちづくりも有効と考えており、職員向けのファシリテーション研修の企画・実施なども行ってきました。
行政機関などが保有する公的統計データの活用にも関心があります。統計法が改正され、学術研究目的で個票データの活用ができるようになりEBPMに向けた統計データの活用についても研究を進めていく予定です。
高専に赴任する前は、国、県、市のそれぞれの機関で行政職員として、環境部門だけでなく、企画・政策部門、教育部門(県教委)、保健福祉部門(医療政策、子育て支援)など幅広い分野の経験を有し、総合計画だけでなく、各部門の行政計画の策定にも従事してきたことから、そうした経験を活かして地域に貢献したいと考えています。
画像の解説
地域脱炭素,地域計画,まちづくり,ファシリテーション,公的統計ミクロデータ