山の楽校で留学生たちと一緒に「そば打ち体験」をしました。 2025年06月13日(金) 国際交流 学生 新着情報 6月7日(土)、八戸市南郷にある山の楽校において「そば打ち体験」に挑戦しました。全員初めての経験でしたが、ベテラン指導者のもと真剣に楽しくそば打ちをしました。 参加者はフランスからの留学生4名を始め、タイ、ミャンマー、IFCの日本人学生など総勢11名。 最初に指導者のそば作りを見せていただいたものの、いざ自分でやってみるとアレアレ・・・?と戸惑う場面もありました。 それでも、経験者の方々にアドバイスをもらいながら、粉と水を混ぜてこね、薄く伸ばし、折りたたんで、専用の包丁でそばの形に仕上げることができました。 その後、自分で打ったそばの一部をその場でゆでてもらい、ざるそばとしていただきました。自分で打ったそばは格別で、麺が多少不格好でも、太くても短くても、すべてが愛おしく思えて自然と笑顔がこぼれました。 みんな笑顔でおいしく味わいました。残りの2人前はそれぞれ容器に入れて持ち帰りです。 山の楽校は旧増田小中学校(平成14年廃校)を交流施設としてリノベーションしたもので、昔の小学校の面影が色濃く残っています。 今どきの学生にとっては懐かしさと新鮮さが入り混じる空間で、ついつい長居したくなる心地よさがありました。そばを食べた後、ちょっとだけ教室を見学するつもりでしたが、気づけばいつまでも居たくなるような心地よい空間に包まれ、離れがたく感じられました。 正面玄関脇にある「二宮金次郎」像は、かつてどこの小学校にもあったもので、これを見たフランス人留学生が「なぜ木の棒を背負っているの?」と質問しました。 文化の異なる人から見た日本の不思議をまた一つ発見したような気持ちになりました。