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カテゴリ:電気情報工学コース

中ノ 勇人 Nakano Hayato [博士(工学)]

電気情報工学コース 教授

専門分野

  • 量子情報理論quantum information theory

写真

写真:中ノ 勇人

研究課題

  • 量子測定過程の物理的解明とその情報理論的解釈
    Understanding of quantum measurement process from the viewpoint of Information and Physical theories.
    Keywords: spectral decomposition, mutual information.
  • デコヒーレンス(雑音)から量子コンピュータの状態空間を守る研究
    Protected state space in quantum computers against decoherence.
    Keywords: decoherence-free subspace(DFS), quantum error correction
  • 巨視的量子系あるいは量子多体系の状態の情報理論的理解
    Information theoretical understanding of macroscopic/many-body quantum states.
    Keywords: spontaneous breaking symmetry, entanglements.

研究シーズ

私の研究は、量子物理と情報基礎理論に関わるテーマですので、短期実現を目指した製品にすぐ結びつくことはあまりありません。もっとも関係のある技術・製品としては量子コンピュータが例としてあげられますが、分野をリードする研究者のもっとも楽観的な予想が10年後の実現です。他に関係が近い、量子通信・量子暗号は既に技術的には実用化に入っていますが現実に利用している組織・機関はこれからという状況です。

しかし、研究が生み出す知見やものの見方が今後関係するであろう分野は、コンピュータや通信に留まらず、情報分野すべてにわたるでしょう。研究の目標は製品を開発することではなく新しい知見やものの見方をつくりだすことです。量子コンピュータや量子光通信の絵をここに描くと、誤った限定されたイメージを与えるのでやめておきます。

「新しい知見やものの見方をつくる」= あたらしいかたちのモノづくり

を、量子物理・情報基礎論の分野でやっているのが私の研究です。

あたらしいかたちのモノづくりは対象を限定できないかわりに応用範囲が極めて広いです。対象が物理や情報でなくても、理論的構造に類似があればまったく違う分野の技術を考えるのにも適用できます。 たとえば、「アナログ」と「デジタル」。情報・通信ではまったく異なる形態のように世間では思われているかもしれませんが、量子情報に携わっている人間はこの2つが地続きであり、同じものを右から見るか左から見るか、のちがいに過ぎないことを得心しています。

純粋数学ともちがって常に現実に基づいた(理想とは程遠い)世界でのものや情報を対象にしていますから、複雑雑多な現実的技術問題に数理的解決を与える思考法を提供してくれます。

研究のキーワード

非平衡量子統計力学,計算機科学,最適制御理論,非線形システム

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