大会名称 | 第17回本田宗一郎杯ホンダエコノパワー燃費競技全国大会 | |
日時 | 1997年10月18日、19日 | |
場所 | 栃木県茂木町 ツインリンクもてぎ スーパースピードウエイ | |
GT号 | 記録 | 223.723km/L |
順位 | グループX(短大・高専クラス) エントリー21台中9位 |
1996年度はJT号とGT号の2台を出走させました。しかし、JT号に施した改造は大失敗に終わり、JT号はこの年限りの引退を余儀なくされました。一方、この年にデビューしたGT号は、カウルの製作が間に合わないままでの出走となりました。
そこで1997年度は、GT号のカウル製作に取り組みました。しかし、部員の大半がロボット・コンテストに参加してしまい、最後の追い込みとなる7月下旬以降は、部長のA君を含めてたった2人で製作を進めなければなりませんでした。それでも何とか大会までに、わが部初のタイヤまで覆うタイプのカウルを完成させることができました。
このあとのミーティングで、2年間部長を務め、GT号の開発の先頭に立ってきてくれたA君は、「自分の部長時代に、自己記録を更新できなかったことが悔しい」と自らの心情を吐露しました。初出場時のカウルの製作以来、カウルやシャシの設計製作に尽力してきてくれたA君の言葉だけに、この痛切な言葉は未だに忘れられられません。