北川 広大 助教(機械・医工学コース)の転倒防止システムのための歩行識別技術に関する研究発表が健康科学と情報工学に関する国際会議『International Conference on Computational Methods in Engineering and Health Sciences 2025 (ICCMEH2025)』で『Best Oral Presentation Award』を受賞しました。受賞した発表題目は『Comparison of Feature Combinations for Unstable Gait Recognition Using a Single Inertial Sensor and Machine Learning』です。
自分の歩行状態を知覚しにくい高齢者は転倒しやすいことが知られています。北川研究室では、このような高齢者の転倒を防止するために、スマートフォンなどにも搭載されている慣性センサによって転倒リスクのある歩行状態を識別する手法を検討しています。
今回発表した研究では、腰に装着した慣性センサと機械学習(人工知能)によって、転倒リスクのある不安定な歩行状態を識別する手法を提案しました。また、提案手法の識別精度や提案手法に適した入力情報の組み合わせを調査しました。検証の結果、提案手法は慣性センサの情報と歩行者の身体情報を入力情報とした機械学習(人工知能)によって、一般的な歩行と路面が不安定な歩行を約80%の精度で識別できることがわかりました。

図:慣性センサを用いた歩行識別技術