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カテゴリ:機械・医工学コース

井関 祐也 Iseki Yuya [博士(工学)]

機械・医工学コース 准教授

専門分野

  • 医用工学Medical Engineering
  • 熱工学Thermal Engineering

写真

写真:井関 祐也

研究課題

  • 生体内温度分布の非侵襲可視化システムの開発
    Development of Non-invasive Temperature Visualization System

研究シーズ

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画像の解説

ハイパーサーミア(癌温熱療法)
癌細胞が熱に弱く、42~43℃程度で加温すると死滅する臨床事実に基づいた治療法
RFアンプ 針状電極 癌 対外電極 
図1 ハイパーサーミア加温装置の例(針状電極加温装置)

変形性膝関節症に対する温熱療法
変形性関節症は関節の痛みや関節の変形をきたす病気であり、関節深部を36~38℃程度に温めると、痛みの緩和、病変の進行を防ぐ効果があるとされている。
極超短波療法治療器
図2 膝関節用加温装置の例(極超短波治療器)

生体内非侵襲温度計測技術の開発
安全かつ効果的な治療のためには、生体内部の温度分布を把握しながらの加温が重要となる。安全性、医療現場での手軽さを考慮し、超音波画像診断装置を応用した温度計測技術の開発を目指す。
超音波画像による温度分布計測方法
温度上昇に伴い超音波画像が微小変化する 画像処理 画像解析 温度分布

温度計測実験結果
RFアンプ 針状電極 超音波プローブ 寒天ファントム
(a)実験装置 (b)サーモカメラによる温度計測結果 横:19mm 縦:8mm
(c)加温前の超音波画像 (d)3分加温後の超音波画像
(e)温度計測結果 解析領域 横:20mm 縦:7mm
図3 針状電極加温装置を用いた温度分布計測実験
解析領域

研究のキーワード

医用工学,超音波,温度計測,ハイパーサーミア(癌温熱療法),画像解析

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