八戸高専では、5月8日(金)に自主探究Day1を実施しました。低学年生はこれまでに発見した探究課題を学生同士で報告し合う学生相互報告会(SPD)形式で、グループ単位で行いました。本校では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月20日からインターネットを利用した遠隔授業を実施していますが、この自主探究Day1についても、オンライン会議システムを利用して遠隔で実施しました。
午前は、4人1組のグループ毎に担当コーディネーター教員の指導のもとにオンライン会議システムの使用方法を確認しながら、遠隔授業期間中の生活状況などを話題に会話をしながらアイスブレイクを行いました。
午後は、午前と同じグループで各自の探究課題とそれに対する考えを相互に報告し、意見やアドバイスを出し合い、自身の課題をより深く再考したり、新たな着眼点を発見する機会としました。このグループ報告会には、コーディネーター教員に加えて36人の高学年のファリシテーター学生がサポートに入りました。ファシリテーター学生も低学年と同じく自宅からのオンラインでの参加でした。コーディネーター教員とファリシテーター学生はオンラインで各担当グループを巡回しながら自主的で活発な討論を促しつつ、適宜課題発見や課題解決へ向けたアドバイスを送りました。
今後も11月のポスター発表会に向けて定期的に自主探究Dayを実施する予定です。今回のDay1で得た探究の種や刺激を生かして今後の自主探究活動がより良く推進されることを期待しています。