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公開講座「ブリッジコンテスト」が開催されました。

 平成29年9月2日、環境都市・建築デザインコースの公開講座「ブリッジコンテスト」が開催され、県内外の中学生16名が参加してくれました。この講座は、1枚の工作用紙でミニチュア・ブリッジを作製し、完成したブリッジに荷重をかけて、破壊された時の荷重を競い合うコンテスト形式の講座です。

 講師、参加者の自己紹介の後、強度のある橋をつくるための構造や種類について、講師の丸岡教授より説明がありました。

次に、どんな橋にすれば強い橋になるのか、構造の説明を思い出しながら設計図を書いていきます。

設計図が出来たら、工作用紙で製作していきます。各自工夫を凝らしてオリジナルの橋が作られました。アーチに特徴をつけたり、八戸のうみねこをモチーフにした橋もあり、構造だけでなくデザインにもこだわりが見られました。

完成後は、自分の橋の特徴などをアピールして、荷重実験を行いました。自分の橋がどこまで耐えらるかドキドキで、計測の様子を見守っていました。

最終的に、13.34kgの荷重に耐えられた作品が、一番荷重に耐えられ見事最優秀賞に選ばれました。今回の講座を通して構造のノウハウを学ぶと共に、限られた時間と材料で、求められた作品を作る集中力も養われたのではないでしょうか。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。