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公開講座「防災」が開催されました。

10月3日、環境都市・建築デザインコースの第4回目となる公開講座「防災」が開催されました。

まずは、「想定外」とも言われる東日本大震災のメカニズムや、液状化現象、津波について、実験を交えた講演が行われました。その中で、9月の台風18号の大雨による鬼怒川の堤防決壊がなぜ起きたのかについての説明もされ、参加者は真剣に耳を傾けていました。

その後、八戸港内の護岸関連工事現場を見学し、防災についての学びを深めました。

講座後のアンケートでは、「震災や津波、災害復興などに対する興味が増した」という声が寄せられ、大変満足した様子の参加者達でした。

今回の講座で、今年度の環境都市・建築デザインコースの全講座が終了しました。
「まちづくり講演」では大震災を境に変化していく建築家の考え方にふれ、
「ブリッジコンテスト」では強度のあるブリッジの作り方を学び
「建築模型」では作り方の基本を学びながら建築について理解を深め、
そして今回の「防災」では自然災害を通して、防災のあり方について考えさせられました。

これら全4回にわたる講座を通して、災害に強い都市・まちづくりを学び、体験することができたのではないでしょうか? ご参加頂いた皆さまありがとうございました。