本校は昭和38年4月に国立高等専門学校の第2期校として設置され、平成25年には創立50周年を迎えることになりました。当初は、機械工学科、電気工学科、工業化学科の3学科で発足しましたが、その後、産業界からの新たな分野や多様な人材養成に応え、昭和43年に土木工学科が設置されております。この間、幾度かの学科改組や名称変更を行い、現在では、機械工学科、電気情報工学科、物質工学科、建設環境工学科の4学科体制となっております。平成14年には、より高度な専門技術者の育成のために、専攻科(機械・電気システム工学専攻、物質工学専攻、建設環境工学専攻)が設置され、高等教育機関としてより充実した教育体制となっております。
本校から輩出しました平成25年3月までの卒業生は6,371名、修了生は205名となり、専門技術者や研究者、企業経営者として、国内外の広範な分野において第一線での活躍が認められ、産業界、学術界から高く評価されております。これもひとえに、卒業生諸氏の活躍の実績の賜物であり、あらためて卒業生諸氏に感謝申し上げます。
近年、高専教育の目的は、従来の「中堅技術者の育成」から、社会や産業構造の変化に対応すべく「実践的・創造的技術者の育成」へと変化しております。
創立50周年を迎えるに際し、これまで培われてきた本校の輝かしい伝統や歴史等を礎として、新しいグローバル時代に活躍できる国際的・実践的・創造的技術者育成に向けて、創立50周年記念事業委員会を組織し、次のような事業を計画・推進することになりました。
これらの記念事業遂行のため、協賛金を募らせていただきたく存じます。厳しい経済状況下ですが、何卒この趣旨にご賛同頂き、ご協力とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。
末筆ながら、同窓生の皆様を初め、関係各位のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
八戸高専は、平成25年に「創立50周年」を迎えることになりました。この間に卒業生も6,000名を超え、数多くの同窓生が社会の第一線で活躍されています。
この節目を迎えるにあたり、八戸高専創立50周年記念事業を行うことになり、私を初め多くの同窓生、学校関係者に発起人となって頂きありがとうございます。50周年記念事業は、後輩諸君が勉学に励んでいただく環境作りとして、記念講義室の整備を中心とした事業を展開していくことになりました。
この50周年記念事業は、同窓生初め、在校生、学校関係者、企業などの数多くの皆さまのご寄附で賄われることになっております。
皆さまにご寄附をお願いすることは恐縮に存じますが、何卒ご理解の上、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
八戸工業高等専門学校は、実践的技術者養成を目的とした教育機関として国立高専2期目となる昭和38年に創設され平成25年に創立50周年の大きな節目を迎えます。
これまで八戸高専は数多くの技術者を青森県内をはじめ国内外へと輩出してきました。そして、国際社会の様々な分野で幅広く活躍し産業へ多大なる貢献をしています。
その歴史を振り返る意味でも創立50周年記念事業を盛大に催し、次の50年への懸け橋としてぜひ成功させる必要があります。
私ども後援会におきましても八戸高専の更なる発展と学生の活躍を祈念し、創立50周年記念事業へ全面的に支援、協力をしていきたいと考えています。
近年、経済的には非常に厳しい状況にはありますが、関係者の皆さまには記念事業の趣旨にご賛同していただき募金とともに様々なご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
八戸工業高等専門学校は、平成25年に創立50周年を迎えます。
当初、昭和37年度設置校と計画されてスタートする予定でありました。青森市と八戸市とで激しい誘致合戦を行い、なかなか決着がつかず設置が1年遅くなった経緯があります。それほど待望されていた理工系高等教育機関でした。
以来、50年。これまでに、機械、電気、化学、建設系の各学科から6,000名を超える卒業生を輩出し、青森県内はもとより日本国中、さらには世界各国で活躍しております。
八戸高専には4つの学習・教育目標がありますが、そのひとつが『地域社会への貢献』です。その中では2つの項目を掲げています。
このような理念で育てられた卒業生たちがいま青森県内の企業を支えてくれています。県内の企業にとってなくてはならない存在です。
八戸高専の後援組織である産業技術振興会といたしましても50周年記念事業を機に今後ますます学校と地域、企業との連携を深め、青森県の産業界の発展を期するものであります。どうか皆さま、学校の発展のため、地域発展のために50周年記念事業への絶大なるご支援をお願いいたします。